再生と貼り替えの違い（比較）

天然木のフローリングの貼り替えは、平米あたり1～2万円ほどの費用がかかります。
たとえば、30平米のフローリングの古い板材をすべて剥がし、新しい板に貼り替える場合、料金は諸費用を含めると60万円が相場です。
さらに貼り替えには巾木などの周辺部材の工事費や廃材の処分費用もかかります。再生（リペア）の場合、こうした諸費用は一切不要です。
さまざまな汚れの除去から傷の補修、色あせ部分の着色などを含めても、その半分のコストで済むため、とてもリーズナブルです。環境に優しいエコロジカルな施工法でもあります。

「フローリングの再生は新築の80％くらいしか復元できない」と言われます。
これは間違ってはいませんが、誤解されることが多いのも事実です。この「80%」という数字は「不十分」「至らない」という意味ではありません。
フローリングの再生とは、時間とともに深まるフローリングの自然の風合いや味わいはそのままに、素地に入り込んだ汚れやくすみをキレイに除去する施工法です。
大切に使っていくほど愛着がわき、時の経過とともに色に味わいが増していく。
そんな天然木フローリングの醍醐味を楽しみたい方は、ぜひ再生をご検討ください。

フローリングを全て貼り替えるとすれば、大きなコストと時間がかかります。
工期としては３日～1周間ほどの日数が必要です。また住みながらのフローリング張替え工事は現実的に難しく、工事期間中の仮住まいの用意やマンションであれば管理組合への許可申請など多くの手間がかかり、なかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
フローリングの再生（リペア）なら、わずか2日の工事期間で完了。
広範囲の修理の場合は3日～4日ほどかかりますが、仮住まいの必要はありません。工事期間中も夜はいつも通り生活していただけます。